| 【POGとは】 |
「Paper Owner Game = ペーパーオーナーゲーム」の略で、「ピーオージー」と発音します。「ポグ」ではありません。
簡単に要約すると「何頭か馬を選び、その活躍度を競い合う」というゲームです。
競馬に興味がある人であれば、誰もが一度は馬主に憧れるでしょう。
ただ、簡単に馬主になれれば苦労しませんが、実際の馬主になるには膨大な資産と収入が必要です。
地方競馬の馬主や一口馬主という手もありますが、選択肢が大幅に限られます。
そこで「架空馬主」として馬を指名(所有)し、擬似的に馬主気分を味わおうというものです。
言うなれば「実際の結果が成績に左右されるシミュレーションゲーム」でしょうか。
もちろん、実際の馬主と違って指名馬が活躍しても賞金は出ませんが、POGならではの楽しみも満載です。
POGの醍醐味と言えば「実際の馬主と違って予算やコネに関係なく馬が自由に選べる」という点に尽きるでしょう。
例えばセールで1億円を超えるような高額馬や、長年の付き合いや紹介がないと手に入らないような良血馬も自分の馬(仮想ですが)になるわけです。
自分の判断で選んだ馬がどんな活躍をするか…。気軽に馬主気分を味わいましょう。
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| 【POGを始めよう】 |
というわけで、早速POGを始めてみましょう。
POGの参加方法にはいくつかあります。
・競馬雑誌などが開催している大規模なPOG大会に参加する
・個人がネット上などで開催しているPOG大会に参加する
・仲間を集めてPOG大会を開催する
雑誌などが開催しているPOG大会に参加するのもいいですが(いい成績を残すと商品が出ることもある)、相手の顔が見えないと指名馬が活躍しても優越感に浸れず、今ひとつ楽しさに欠けます。
やはり、ここは仲間を集めて「お仲間POG」を開催しましょう。
競い合う相手が親しい仲間であれば「他人と競い合う」という点が必要以上にハートを熱くさせます。
また、多少のノウハウは必要かもしれませんが、特別な技術を習得している必要はなく、参加者全員が同じ条件で競い合うことができます。
それでは「具体的に何をすればいいのかわからない」という人のためにPOGの開催について何が必要か、大まかにご案内しましょう。
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| 【参加メンバーを募ろう】 |
まずは参加するメンバーを募るわけですが、人数は5〜10人ぐらいがいいでしょう。
あまり少ないと「活躍度を競う」というゲーム性が薄れ、逆に多すぎると集計やドラフトが大変になります。
ただ、人数が揃わないからといって興味のない人を無理矢理に参加させても気持ちが続かず、盛り上がりに欠けるのは間違いありません。
他人の誹謗中傷が好きな人、自分勝手すぎる人を参加させるのもリスクが高いので注意しましょう。
なお、1年後にはハッキリと順位の優劣が決まるため「上司と部下」など上下関係がある関係もあまりオススメできません。
※SK MEMBER'sでは参加人数は5人です。微妙に上下関係のようなものが存在しているような気はしますが、そこは全員大人なので問題ありません。
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| 【幹事(集計係)を決めよう】 |
参加メンバーが揃ったら、幹事(集計係)を決めましょう。
立候補する人がいればいいのですが、誰もやりたがらない場合はジャンケンやクジ引きなどで決めてもいいでしょう。
2年目以降であれば、前年の勝者が行う等でもいいです。
ただし、幹事は重要な役割ですので、人選を誤らないようにしましょう。
ルールが複雑になればなるほど大変なので、責任感の強い人でなければなりませんし、数字に強いことが条件です。
※SK MEMBER'sでは基本的な集計はPOG自動集計を利用しています。有料ですが、集計が非常に楽になります。
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| 【ドラフト開催時期を決めよう】 |
馬選びはドラフト方式が一般的です。
開催時期ですが、やはり新馬戦が始まる前(6月上旬)に行うのがベストでしょう。
いわゆる「POG本」も、この時期に合わせて5月中旬〜下旬には出揃います。
POGの面白さはドラフト当日に凝縮されていると言っても過言ではありません。
実際に新馬戦が始まってからのドラフトだとリスクも軽減し、面白みに欠けてきます。
なお、ドラフト当日は参加者全員が集合することが望ましいです。
参加人数が多いと予定を合わせて休むのも大変になりますが、結婚式に参加するなり、父親を入院させるなり、親戚に亡くなってもらうなり、方法はいろいろあると思います。
なお、年末等に「追加ドラフト」「入替ドラフト」を行っているグループもあるようですが、特定の参加者に戦線離脱(引退・重度の故障)が相次いだ場合の臨時救済策という程度にしておいた方がいいでしょう。
※「SK MEMBER's」では新馬戦開催の1週以上前に開催しています。また、以前は追加ドラフトを行っていましたが、今は初期ドラフトのみです。
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| 【POGルールを決めよう】 |
ドラフトの開催時期が決まったら(順番は逆でもいいですが)、開催するPOGの基本ルールを決めないことには馬選びが始まりません。
・指名馬は何頭ずつにするのか。
・集計対象期間はいつまでにするのか。
・集計対象レースはどうするのか。
・集計方法はどうするのか。
・指名馬に制限を設けるのか。
などなど。
可能であれば、事前に参加メンバー全員で集まって「ルール会議」を行いましょう。
予めルールが決められたPOGに参加するのではなく、自分たちでルールを作れるのが「お仲間POG」の利点でもありますね。
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| 【指名頭数を決めよう】 |
まずは「1人で何頭まで指名できるか」を決めましょう。
「1人10頭」というのが一般的なようですが、これは参加人数にもよりますね。
目安としては「全指名馬で100頭〜多くても200頭」ぐらいがいいでしょう。
指名馬が少ないと当然出走数も少なくなり、「2〜3週連続で出走馬がいない」という寒い状況になりかねず、盛り上がりに欠けます。
逆に多過ぎると何よりも幹事が大変ですし、ドラフトの時間も1日では足りなくなる可能性が出てきます。
※SK MEMBER'sでは参加人数は5人、各々20頭指名の全100頭です。
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| 【集計対象期間を決めよう】 |
集計対象期間は「翌年のダービーまで」というのが一般的です。やはり新馬にとってはダービーが頂点のレースであり、翌年もまた新馬戦が始まることを考えると、区切りとしては丁度いいでしょう。
中には「翌年の有馬記念まで」「引退するまで」というルールを採用しているグループもありますが、いずれも途中から翌シーズンの指名馬が追加されることになるので集計が大変になります。
ただ、予め1人が指名できる頭数を決めておき、成績の奮わない馬を指名馬から外して新馬を加えるという方法もあります。
ちなみに「引退するまで」は一段と勝者と敗者の差がつきやすいので気を付けましょう。
※SK MEMBER'sでは「翌年のダービーまで」で開催しています。
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| 【集計対象レースを決めよう】 |
集計対象とするレースも決めておく必要があります。
大きく分類すると下記の3パターンに分かれるでしょう。
1.中央競馬のみ
2.中央競馬+地方交流競走
3.中央競馬+地方交流競走+海外競走
もっともシンプルで集計も楽なのが「1」ですが、地方交流競走の番組も充実してきた昨今「2」を採用するグループも増えてきています。
ただ、情報量の多い重賞競走だけにするのか、見落としがちな一般競走も含むのか、事前によく決めておきましょう。
春のドバイなどを考えた「3」も夢はありますが、賞金が「円」ではないので、これも事前によくルールを決めておかないと揉める原因になりかねません。
※SK MEMBER'sでは「2.中央競馬+地方交流競走」を採用しています。なお、地方交流競走は集計方法に一定の制限を設けています。
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| 【集計方法を決めよう】 |
続いて集計方法も決めておかなければなりません。
1.総賞金(5着までに入線した場合に得られる賞金)を基に計算
2.本賞金(クラス分けのための賞金)を基に計算
3.独自ポイントを設定し、それを基に計算
一般的なのは「1」でしょうか。総賞金は調べるのも容易なので集計も楽です。
「2」も集計は楽ですが、例えば「ダービーの3着と未勝利戦のしんがり負けが同じ評価になる」という理不尽な不公平も生まれます。
意外と多いのが「3」で、「新馬戦を勝つと何ポイント」「重賞を勝つと何ポイント」というルールを予め決めておくというもの。
なお、中には「6〜8着の出走奨励金も計算」「特別競走の登録料は減算する」「距離割増賞も計算」などという実際の競馬に近いルールで行っているグループもあるようですが、集計がとてつもなく大変になるのは必至で、相当の覚悟が必要です。
※SK MEMBER'sでは「1.総賞金を基に計算」を採用しています。
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| 【指名制限を決めよう】 |
グループの中には、指名馬に対していくつか制限を設けている場合もあります。例えば…
・地方所属馬の指名を認めるかどうか
・既にデビューしている馬の指名を認めるかどうか
・関西馬は○頭まで
・牡○頭/牝○頭
・同一種牡馬は○頭まで
・同一厩舎は○頭まで
・同一馬主は○頭まで
などなど。
代表的なところでは、サンデーサイレンス全盛期に「サンデーは○頭まで」という制限を設けているグループも少なくありませんでしたが、サンデー亡き今、特に種牡馬制限を設ける必要もないでしょう。
※SK MEMBER'sでは既にデビュー済みの馬だけ対象外としています。それ以外に指名制限はありません。
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| 【オプションを決めよう】 |
基本的な集計方法とは別に、特殊な加算ルールを採用しているグループも目立ちます。例えば…
・特別枠で指名した馬はポイントが倍増
・ダートレースでの成績はポイントが5割増
・もっとも勝利数が多いオーナーにボーナスポイント
・GI参加賞でボーナスポイント
などなど。
ただし、あまりオプションの数が多いと管理も大変になりますし、あまりポイントを重視すると本末転倒ですので、ほどほどに決めておくのがいいでしょう。
※SK MEMBER'sでも様々なオプションを採用しています。
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| 【レートを決めよう】 |
ええと・・・賭博行為は法律により禁じられていますので、もちろん福沢諭吉が行ったり来たりはしません・・・よね???
一般的には獲得ポイントに比例して順位を決定します。
中には「1位になったらプラス○○」「ビリならマイナス○○」というように順位で決めているグループもあるようです。
上限・下限を決めておくと限りない負けというのがなく、人間関係にヒビが入ることもないでしょう。
あくまでも「ゲーム」なので、過度なインフレ設定はオススメできません。
※SK MEMBER'sでは○○○○○です。え? 伏せ字にする意味ですか? ええと…あの…その…。
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| 【ドラフトのルールを決めよう】 |
ドラフト(指名したい馬を順番に指名していく方法)のルールも決めておく必要があります。
・指名する順番をどうするのか
・指名馬が重複した場合は?
一般的には「全員一斉に指名馬を宣言」して「重複した場合はジャンケンやクジ引き等で指名権利を決定する」でしょうか。
2年目以降であれば前年の順位が悪い順に指名していく「ウェーバー方式(※)」を採用しているグループもあるようです。
また、参加者が多いグループでは重複指名を認めたりする場合もあるようですが、一般的には「1頭=1人」でしょう。
※ウェーバー方式…1巡目は前年5位→1位、2巡目は1位→5位、3巡目は5位→1位・・・というように、指名する順番を予め決めておく方式。当然、指名馬が重複することはない。
※SK MEMBER'sでは「全員一斉に指名馬を宣言」「重複した場合はクジ引きで指名権利を決定する」です。
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| 【指名する馬を決めよう】 |
さて、ルールは決まりました。 あとは決めたルールに合わせて走りそうな馬を選びましょう。
一般的な「翌年のダービーまで」というルールであれば、ある程度の早熟性が求められるため、明らかに晩成型の血統は不利となります。
睡眠時間を削って「POG本」を見たり、PCにかじり付いたりして、自分なりに指名候補の馬をリストアップしていきます。
「夏休みの宿題」のように、前日になって一気に慌ただしくなると故障情報を見落としたりして痛い目に遭うので、注意が必要です。
馬を選ぶ際のポイントはいくつかありますが…。
・血統(父)で選ぶ
・血統(兄姉)で選ぶ
・厩舎で選ぶ
・馬主で選ぶ
・馬体で選ぶ
大筋ではこのあたりでしょうか。
決められたルール内であれば馬選びは自由ですし、何を基準に選んでも、それが正解かどうかは1年後にならないとわかりません。
評判馬や高額馬、毎年のように好成績を残している厩舎や馬主の馬が必ずしも活躍するとは限りません。
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| 【ドラフトに挑む】 |
さて、いよいよドラフト開催日です。
開催場所ですが、当然「長時間居座れる&周囲と隔離される個室」という環境が望ましいです。
理想は参加者の誰かの家ですが、難しい場合はカラオケボックスとか、レンタルルームを借りるなど、いくつか他の方法もあります。
酒を飲むなり、メシを食うなり、他の参加者との駆け引きを楽しみつつ、和気あいあいと進めましょう。
誰かが進行役(司会)になると一段と盛り上がります。
事前に統一の指名カード(ドラフトシート)などを用意しておくといいでしょう。
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| 【ドラフト終了後〜期間中】 |
リストアップした馬が全部指名できたわけではないと思います。
来シーズンに備えて、できればリストは来シーズンまで残しておきましょう。
新馬戦が始まったら、ひたすら自分の指名馬が活躍することを祈りましょう。
実際の馬主ではないので、指名馬が自分の思い通りのレース選択を行わなくても苦情の電話を入れたりしてはなりません。
また、他の参加者の指名馬が引退・故障したりしても、あからさまに喜ぶとグループ内の雰囲気が悪くなる恐れがあります。
表情や言葉には出さず、こっそりとほくそ笑む程度にしておきましょう。
なお、常に顔を合わせる職場の同僚というようなグループならいいですが、できればHPなどを開設して、途中経過などを定期的に更新、誰もが見られるようにしておくと一段と盛り上がります。
また、ネットの掲示板などを利用して情報交換したり、一喜一憂したりしましょう。
ゲームですので、参加している全員が主役であり、盛り上げ役だという気持ちを持ちましょう。 |